中国移動が2018年通期の業績を発表
- 2019年03月22日
- 海外携帯電話
中国を拠点とする香港特別行政区のChina Mobile (中国移動)は2018年通期の業績を発表した。
2018年通期の連結売上高は前年比0.5%減の7,368億1,900万人民元(約12兆1,916億円)、EBITDAは前年比1.9%増の2,755億4,100万人民元(約4兆5,592億円)、EBITDAマージンは前年比0.9ポイント増の37.4%、株主に帰属する純利益は前年比3.1%増の1,177億8,100万人民元(約1兆9,489億円)となった。
電気通信サービスの売上高は前年比0.4%増の6,709億700万人民元(約11兆1,011億円)で、連結売上高のうち91.1%を占めており、China Mobileにとって最大の事業となっている。
2018年第4四半期末時点の事業データも公開されている。
移動体通信サービスの加入件数は前年同期比4.3%増の9億2,500万件となった。
また、移動体通信サービスの加入件数のうち第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式を利用できる4G契約は前年同期比9.7%増の7億1,300万件に達した。
4G契約の加入率は前年同期比3.8ポイント増の77.1%である。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)の加入率は53.4%となった。
2018年通期のデータ通信の利用実績は前年比182.1%増の35,453.4PBで、データ通信の需要が大幅に増加したことが分かる。
2018年通期における人民元(RMB)ベースのARPU (1回線当たり月間平均収入)は前年比8.0%減の53.1人民元(約879円)、4G契約のみのARPUは前年比7.7%減の61.3人民元(約1,014円)に低下した。
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