mineo、対応バンド問題を受けてASUS ZenFone Max Pro (M2)の発売を延期
- 2019年04月02日
- MVNO
mineoブランドで携帯通信サービスを展開するOPTAGEは台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)製のスマートフォン「ASUS ZenFone Max Pro (M2) (ZB631KL)」の発売を延期すると明らかにした。
OPTAGEは2019年4月9日よりmineoのラインナップでauプラン(Aプラン)、ドコモプラン(Dプラン)、ソフトバンクプラン(Sプラン)に対応したスマートフォンとしてASUS ZenFone Max Pro (M2)の取り扱いを開始する予定と案内していた。
しかし、ASUS ZenFone Max Pro (M2)ではモバイルネットワークで特定の周波数を利用できない問題が確認されており、日本向けのすべての個体を回収する事態となっている。
この問題を受けて、OPTAGEはmineoのラインナップにおけるASUS ZenFone Max Pro (M2)の発売を延期する。
延期後の発売時期に関しては、決定次第案内するとのことである。
なお、ASUS ZenFone Max Pro (M2)の問題はASUS JAPANより公式に発表されており、日本向けと異なる仕様のパーツを組み込んで日本向けに出荷したことが原因で、特定の周波数を利用できない問題が起きた。
本来であればLTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2)/ 1800(B3)/1700(B4)/900(B8)/ 850(B5)/800(B18/B19)/ 700(B12/B17/B28) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/1700(IV)/ 900(VIII)/850(V)/800(VI/XIX) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する必要があるが、日本向けに出荷された個体はLTE (FDD) 1900(B2)/1700(B4)/ 800(B18/B19)/700(B12/B17/B28) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41) MHz, W-CDMA 1900(II)/1700(IV)/800(VI/XIX) MHzに非対応となっていた。
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