Sony Mobileの韓国市場撤退も間近か、2012年は韓国で1機種も出せず
- 2012年12月11日
- Android関連
Sony Mobile Communicationsは韓国の携帯電話市場から撤退する見通しであると韓国メディアが報じている。
韓国メディアによるとSony KoreaがSony Mobile Communications Koreaを吸収する形で統合することが有力で2012年中に結論を出すと伝えられている。
Sony Koreaとの統合によって韓国における携帯電話事業を大幅に縮小し、そのままフェードアウトして事実上の撤退となる公算が大きい。
2012年になってからも韓国でXperiaシリーズのスマートフォンを発売しようとしていたが、2011年の後半にXperia rayを投入して以降は1機種も出せない状況となっている。
Xperia Sは韓国の電波認証を受けるところまで進んだものの発売は見送られ、Xperia Tは開発段階で韓国向けモデルは中止となっており、出したくても出せない状況が外部から見ても明らかだった。
Sony Mobile Communications Koreaの関係者は“(2012年は韓国で)スマートフォンを出したくても出せなかった”“(Samsung Electronics等と)対抗して販売するのは容易ではなかった”“(韓国でシェア1位の)SK Telecomから販売することだけに拘ったことも良くなかった”と話している。
韓国ではAppleを除いて多くの韓国以外のメーカーが撤退や事業の縮小に追いやられており、Sony Mobile Communicationsも韓国から撤退するとの予想は以前から多く見られたので特に驚きはないが、改めて韓国の携帯電話市場の難しさを感じさせられるところである。
・ZDNet Korea
http://www.zdnet.co.kr/news/news_view.asp?artice_id=20121211074346&type=xml
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