台湾の主要メディアがASUS ZenFone Max Pro (M2)の回収事案を報道、台湾版は問題なし

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台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)の日本法人であるASUS JAPANがスマートフォン「ASUS ZenFone Max Pro (M2) (ZB631KL)」の回収を発表した事案について、台湾に本拠を置く複数の主要なメディアが同事案を報道した。

台湾政府が運営する中央通訊社を含めた複数のメディアが報じており、ASUS JAPANはモバイルネットワークで特定の周波数を利用できない問題が確認されたASUS ZenFone Max Pro (M2)の交換または返品を実施すると伝えた。

モバイルネットワークで特定の周波数を利用できない問題は中国にある製造工場で日本向けとは異なる仕様のパーツを組み込んで日本に出荷したことが原因で、問題が存在する個体を日本国内で使用すると電波法違反となる可能性があり、ASUS JAPANは必ず交換または返品に応じるよう求めている。

台湾でもASUS ZenFone Max Pro (M2)を販売しているが、中央通訊社によると台湾で販売している個体は問題ないという。

ASUSTeK Computerはスマートフォン事業の不振を受けて2018年第4四半期は赤字転落しており、一部のメディアはASUSTeK Computerの不甲斐ない現状も併せて伝えている。

中央通訊社

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