au向けGalaxy S10+と思われるSCV42がFCC通過
- 2019年04月05日
- KDDI-SAMSUNG
KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)向けの韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のLTE/W-CDMA/TD-SCDMA/GSM端末「SCV42」が2019年4月4日付けで連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)を通過した。
FCC IDはA3LSCV42。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 850(B5)/700(B12/B13) MHz, LTE (TDD) 2500(B41) MHz, W-CDMA 850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、NFC、無線充電の周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/ac/axに対応し、2.4GHz帯に加えて5GHz帯も利用できる。
SCV42は未発表端末の型番である。
型番規則からKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone向けのスマートフォンと考えられる。
FCCで公開された資料からLTE DL Category 20およびLTE UL Category 13に対応することが分かる。
通信速度の理論値は移動体通信事業者(MNO)によって異なるが、ハードウェアの性能上は下り最大2Gbps/上り最大150Mbpsとなる。
アップリンク・キャリアアグリゲーション(ULCA)にも対応しており、FCCではUL CA_41Cの組み合わせで認証を受けている。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)も利用できる。
ほかの認証機関で公開された情報より、Samsung ElectronicsはKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone向けにSamsung Galaxy S10およびSamsung Galaxy S10+を準備していることが分かっている。
SCV41がSamsung Galaxy S10、SCV42がSamsung Galaxy S10+に該当する見込みで、auの2019年夏商戦向けにGalaxy S10 SCV41およびGalaxy S10+ SCV42として発表されると思われる。
ラベルは電磁的表示を採用しており、FCCではラベルとラベルの表示方法が公開されている。
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