韓国・江原道の大規模山火事で通信障害が発生、SK Telecomは復旧
- 2019年04月05日
- 海外携帯電話
韓国で2019年4月4日に発生した大規模な山火事の影響で移動体通信事業者(MNO)の通信サービスに影響が生じたことが分かった。
韓国では2019年4月4日の19時(韓国標準時)すぎに江原道高城郡で大規模な山火事が発生し、強風にあおられて市街地や近隣自治体を含む広範囲に延焼している。
韓国政府は2019年4月5日の9時(同)に江原道高城郡、束草市、江陵市、東海市、麟蹄郡付近に災難事態宣言を発出し、在大韓民国日本国大使館も注意喚起を配信する事態となっている。
韓国最大手の移動体通信事業者であるSK Telecomは複数の基地局やケーブルが焼損し、それが原因で通信障害が生じたと明らかにした。
SK Telecomは2019年4月5日の2時(同)より周辺の基地局の出力を調整するなど復旧作業を行い、2019年4月5日の3時(同)にはほとんどのエリアで復旧したと案内している。
また、完全に鎮火するまでは8台の移動基地局車も待機させておくという。
復旧作業には200人以上の人員を投入し、24時間体制で状況を監視する方針を示している。
SK Telecomは通信サービスの復旧に加えて、束草生活体育館などの主要な避難所にミネラルウォーターや充電セットなど救援物資を提供して支援する計画である。
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