au向けスマホGalaxy A30 SCV43がFCC通過
- 2019年04月24日
- KDDI-SAMSUNG
KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)向けの韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のLTE/W-CDMA/GSM端末「SCV43」が2019年4月23日付けで連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)を通過した。
FCC IDはA3LSCV43。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 850(B26)/700(B17) MHz, LTE (TDD) 2500(B41) MHz, W-CDMA 850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。
Bluetooth、無線LAN、NFCの周波数でも通過している。
無線LANの規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応し、2.4GHz帯に加えて5GHz帯も利用できる。
SCV43は未発表端末の型番である。
型番規則からKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone向けのスマートフォンと考えられる。
FCCで公開された資料から通信方式はLTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/800(B26)/700(B17) MHz, LTE (TDD) 2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応すると分かる。
また、LTE UE Category 6に対応するため、通信速度の理論値は移動体通信事業者(MNO)によって異なるが、ハードウェアの性能上は下り最大300Mbps/上り最大50Mbpsとなる。
キャリアアグリゲーション(CA)にも対応しており、FCCではCA_41Cの組み合わせで認証を受けている。
LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)も利用できる。
電池パックの型番はEB-BA505ABUで、Samsung Galaxy A20、Samsung Galaxy A30、Samsung Galaxy A50と共通である。
これまでにSCV43はBluetooth SIGの認証を通過済みで、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone向けのSamsung Galaxy A30となることが分かっている。
auの2019年夏商戦向けにGalaxy A30 SCV43として発表される見込み。
ラベルは電磁的表示を採用しており、FCCではラベルとラベルの表示方法が公開されている。
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