中国・チベットの西藏移動が5G基地局を開設
- 2019年04月30日
- 海外携帯電話
中国を拠点とする香港特別行政区のChina Mobile (中国移動)の子会社で中国・チベット自治区の移動体通信事業者(MNO)であるChina Mobile Group Xizang Company (中国移動通信集団西藏:Xizang Mobile/西藏移動)は第5世代移動通信システム(5G)の基地局を開局したと明らかにした。
China Mobile Group Xizang Companyはチベット自治区の首府・拉薩市で3局の5G基地局を設置したという。
具体的にはChina Mobile Group Xizang Companyの本社ビル、China Mobile Group Xizang Companyの支店が入居する拉薩郵電学校、拉薩郵政大楼に5G基地局を設置したことが分かっている。
最初に拉薩郵電学校に設置した5G基地局を開局し、電波の送出を開始しているという。
China Mobileは5Gのトライアル向け周波数として2.5GHz帯および4.5GHz帯の割当を受けた。
China Mobileの移動体通信事業は4の直轄市、22の省、5の自治区でそれぞれ完全子会社の事業会社を通じて展開しており、チベット自治区ではChina Mobile Group Xizang Companyが移動体通信事業を担う。
China Mobile Group Xizang Companyが5G基地局は2.5GHz帯の周波数を使用している。
5Gの通信方式は標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を採用し、NR Bandとしてはn41に該当する。
通信設備は中国のHuawei Technologies (華為技術)から調達したという。
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