ファーウェイが4年半ぶりにブラジル再参入、HUAWEI P30 Proは16万円弱
- 2019年05月02日
- Android関連
中国のHuawei Technologies (華為技術)はブラジルのスマートフォン市場に再参入した。
Huawei Technologiesは2014年12月にブラジルで初めてスマートフォンを発売したが、売れ行きが伸び悩み撤退していた。
ブラジルのスマートフォン市場における出荷台数ベースの占有率は1位が韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)で40%前後、2位が米国のMotorola Mobilityで20%前後、3位が韓国のLG Electronicsで10%前後となっている。
世界各地で勢いを伸ばす中国企業はブラジルで存在感がなく、そもそもほとんどの中国企業がブラジルのスマートフォン市場に参入していない。
なお、ブラジルは工業製品や輸入製品に対する複雑かつ高額な課税制度が知られており、ブラジルへの参入の障壁または撤退の理由として税制が挙げられることもしばしばで、悪い意味でブラジルの税制は知名度が高い。
このような事業環境も踏まえてか、Huawei Technologiesは中南米で最大規模のスマートフォン市場を誇るブラジルでスマートフォンの投入を長らく見送ってきたが、約4年半ぶりにブラジル向けにスマートフォンを発表した。
ブラジルではHUAWEI P30 ProとHUAWEI P30 liteの2機種を投入する。
HUAWEI P30 Proはシステムメモリの容量が8GBで内蔵ストレージの容量が256GB、HUAWEI P30 liteはシステムメモリの容量が4GBで内蔵ストレージの容量が128GBとなる。
カラーバリエーションはHUAWEI P30 ProがAuroraとPretoの2色展開、HUAWEI P30 liteがMidnight BlackとPeacock Blueの2色展開である。
価格はHUAWEI P30 Proが5,499ブラジルレアル(約157,000円)、HUAWEI P30 liteが2,499ブラジルレアル(約71,000円)に設定されている。
将来的にはHuawei Technologiesはブラジル国内でスマートフォンの製造を行うことも検討するという。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。