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韓国版のLG V50 ThinQ 5G、NRは韓国MNOの帯域のみ対応



韓国のLG Electronicsが発売したスマートフォン「LG V50 ThinQ 5G (LM-V500N)」は対応するNR方式の周波数範囲が韓国の移動体通信事業者(MNO)が使用する周波数範囲のみとなることが分かった。

LM-V500Nは韓国版のLG V50 ThinQ 5Gで、韓国では当初の2019年4月19日から延期して2019年5月10日より販売を開始している。

第5世代移動通信システム(5G)の通信方式として標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式の3.5GHz帯に対応する。

韓国の移動体通信事業者であるSK Telecom、KT Corporation、LG Uplus (LG U+)はNR方式に準拠した5Gを商用化しており、いずれもLG V50 ThinQ 5Gを取り扱う。

LG ElectronicsはLG V50 ThinQ 5Gの発売に伴って詳細なスペックを公表している。

使用周波数としてLG V50 ThinQ 5Gで利用できる周波数範囲を案内しており、NR方式は3420.0~3700.0 MHzを利用できる。

NR Bandはn78のみに対応する。

3GPPではn78の周波数範囲は3300.0~3800.0 MHzの500MHz幅と規定されているが、3300.0~3800.0 MHzのうち3420.0~3700.0 MHzの280MHz幅のみ対応することが分かる。

3420.0~3700.0 MHzは韓国の移動体通信事業者が使用する周波数範囲で、具体的にはLG Uplusが3420.0~3500.0 MHz、KT Corporationが3500.0~3600.0 MHz、SK Telecomが3600.0~3700.0 MHzとなっている。

韓国版のLG V50 ThinQ 5GではNR方式は韓国の移動体通信事業者が使用する周波数範囲のみ使えることになる。

なお、韓国の移動体通信事業者各社はNR方式向けに28GHz帯のミリ波(mmWave)も保有するが、いずれもミリ波の使用は開始していない。

韓国版のLG V50 ThinQ 5GではNR方式以外の通信方式でも周波数範囲が限られるBandが存在する。


LG Electronics

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