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韓国版のSamsung Galaxy S10 5G、一部のLTE接続時に5Gと表示する仕様を変更へ



韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)はスマートフォン「Samsung Galaxy S10 5G (SM-G977N)」のアンテナピクトの表示に関する仕様を変更することが分かった。

韓国の政府機関で電気通信分野の規制を司る科学技術情報通信部(Ministry of Science and ICT:MSIT)は5Gサービス点検官民合同特別チームを立ち上げ、メーカーや移動体通信事業者(MNO)と合同で第5世代移動通信システム(5G)の改善点などを議論している。

科学技術情報通信部によると、LTEサービスを利用中にアンテナピクトが5Gと表示される現象を改善する予定であるという。

早ければ2019年5月の第4週頃にソフトウェアのアップデートによって改善するとのことである。

ただ、ソフトウェアの開発状況によってアップデートを配信する時期は前後する可能性もある。

科学技術情報通信部は具体的な端末の名指しこそ避けているが、Samsung Electronicsが発売したスマートフォン「Samsung Galaxy S10 5G (SM-G977N)」を指すと考えられる。

Samsung Galaxy S10 5Gでは意図的に特定条件下でLTEサービスを利用中にアンテナピクトを5Gと表示する仕様となっている。

アンテナピクトに関する詳細は関連記事を参照されたいが、LTEサービスを利用中に5Gと表示する現象は一部の利用者に誤解を与えたと思われる。

また、韓国の一部大手メディアが偽5Gと報道するなど5Gの表示に関して問題視する意見もあり、5Gサービス点検官民合同特別チームで議題に上がるほどの苦情が寄せられた可能性も高い。

仕様を変更後の表示に関しては具体的な言及はない。


科学技術情報通信部

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