楽天モバイル、大阪市西成区に基地局を開設
- 2019年06月01日
- Rakuten-総合
Rakuten (楽天)の完全子会社で移動体通信事業者(MNO)として新規参入するRakuten Mobile (楽天モバイル)は大阪府内で新たに基地局を開設したことが分かった。
Rakuten Mobileは2019年1月23日付けで総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の近畿総合通信局、東海総合通信局、関東総合通信局より1.7GHz帯の周波数を利用した第4世代移動通信システム(4G)に係る無線局の包括免許を受領した。
なお、包括免許は個別の無線局ごとに免許を取得する必要なく、1の免許で同一形式の複数の無線局を開設できる免許である。
Rakuten Mobileは近畿総合通信局、東海総合通信局、関東総合通信局より特定無線局の包括免許を受領したことで、近畿総合通信局管内、東海総合通信局管内、関東総合通信局管内では特定基地局から電波を発射できる。
包括免許の情報は総務省が運営する電波利用ホームページで公開されており、Rakuten Mobileが取得した包括免許の情報を確認すると備考欄に基地局の開設局数が記載されている。
2019年4月15日までに大阪府大阪市東成区で1局の開設が確認できたが、2019年6月1日までに大阪市西成区で2局を開設した。
Rakuten Mobileは近畿総合通信局管内では大阪市内で3局を開設したことが分かる。
なお、Rakuten Mobileは2019年10月に移動体通信事業者として新規参入する予定で、移動体通信事業者としての商用化に向けて東名阪地域から基地局の整備を進めている。
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