楽天コミュニケーションズの一部事業を楽天モバイルに移管
- 2019年06月16日
- Rakuten-総合
Rakuten (楽天)の完全子会社であるRakuten Mobile (楽天モバイル)は同社の完全子会社であるRakuten Communications (楽天コミュニケーションズ)より一部事業を継承すると発表した。
Rakuten Mobileは2019年7月1日を効力発生日としてRakuten Communicationsが運営するネットワーク事業の一部を会社分割によってRakuten Mobileへ継承する。
2019年7月1日以降は継承の対象となるネットワーク事業のサービスは提供会社がRakuten CommunicationsからRakuten Mobileとなり、それに伴い契約先もRakuten CommunicationsからRakuten Mobileに変更されるが、利用中のサービスは従来通り継続して利用できると案内している。
継承の対象となるネットワーク事業のサービスは国内・国際電話サービス(マイライン)、楽天でんわ、SMARTalk (旧IP-Phone SMART)、楽天ブロードバンド、楽天コミュニケーションズ光(楽天ブロードバンド)、楽天コミュニケーションズ光(タイプS)、SANNETである。
Rakuten Mobileは2019年10月に移動体通信事業者(MNO)として携帯通信サービスを開始する予定で、ネットワーク事業の一部の継承によって、顧客に様々な通信サービスを包括的に提供することを目指すという。
なお、元々はRakuten MobileおよびRakuten CommunicationsともにRakutenが直接的に保有する完全子会社であったが、2019年4月1日を効力発生日として組織再編を実施しており、Rakuten Communicationsの全株式をRakutenからRakutn Mobileへ継承し、Rakuten CommunicationsはRakuten Mobileの完全子会社となった。
Rakuten CommunicationsはRakutenの完全子会社であり続けるが、所有構造が変わりRakutenがRakuten Mobileを通じて間接的に保有することになる。
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