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インドでASUS 6zを発表、ZenFoneの名称を使えず



台湾のASUSTeK Computer (華碩電脳)のインド法人であるASUS TechnologyはLTE/W-CDMA/GSM端末「ASUS 6z (ZS630KL)」をインド向けに発表した。

グローバル向けのASUS ZenFone 6 (ZS630KL)と同等のスマートフォンである。

OSにはAndroid 9 Pie Versionを採用し、独自ユーザインターフェイスとしてZenUI 6を導入している。

チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 855 Mobile Platformで、CPUはオクタコアとなっている。

ディスプレイは約6.4インチFHD+(1080*2340)IPS液晶を搭載する。

カメラはフリップ式を採用してリアとフロントで共用となり、メインの約4800万画素CMOSイメージセンサと広角レンズの約1300万画素CMOSイメージセンサからなるデュアルカメラを備える。

通信方式はLTE/W-CDMA/GSM方式に対応している。

LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を利用できる。

SIMカードはデュアルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズである。

Bluetooth 5.0や無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)やNFCにも対応している。

システムメモリの容量が6GBで内蔵ストレージの容量が64GBのモデル(以下、6GB+64GBモデル)、システムメモリの容量が6GBで内蔵ストレージの容量が128GBのモデル(以下、6GB+128GBモデル)、システムメモリの容量が8GBで内蔵ストレージの容量が256GBのモデル(以下、8GB+256GBモデル)が用意される。

外部メモリを利用可能としており、microSDカードスロットを備える。

電池パックは内蔵式で、容量は5000mAhとなっている。

充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cで、急速充電のQualcomm Quick Charge 4を利用できる。

リアには指紋認証センサを搭載する。

カラーバリエーションはMidnight BlackとTwilight Silverの2色から選べる。

インドでは2019年6月26日よりFlipkartを通じて販売を開始する予定である。

価格は6GB+64GBモデルが31,999インドルピー(約50,000円)、6GB+128GBモデルが34,999インドルピー(約54,000円)、8GB+256GBモデルが39,999インドルピー(約62,000円)に設定されている。

インドではZenFoneの商標権を巡る問題が発生しており、ZenとZen Mobileのブランドで携帯端末やそれに関連するアクセサリおよびサービスを展開するインドのTelecare Network IndiaがZenFoneの名称の使用停止を求めてASUS Technologyを相手取り訴訟を提起した。

デリー高等裁判所はTelecare Network Indiaの主張を認め、ASUS Technologyに対してZenやそれを含めた名称の携帯端末やそれに関連するアクセサリなどの販売などを禁じる暫定的な命令を下しており、命令の発効まで猶予はあるが、ASUS TechnologyはZenFoneの名称を使わずに、インドではASUS ZenFone 6をASUS 6zとして展開する。


ASUS India

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