KDDIとLG Uplusがスマートドローン事業拡大へ業務提携
- 2019年06月29日
- KDDI-総合
KDDIは韓国の移動体通信事業者(MNO)であるLG Uplus (LG U+)とモバイルネットワークを活用したスマートドローン事業の拡大に向けた業務提携契約を2019年6月27日付けで締結したと発表した。
日韓共同でスマートドローンプラットフォームを開発するという。
KDDIは2016年より推進するスマートドローン事業に関してLG Uplusと幅広く協議を実施してきた。
国際的なドローン市場の発展に向けてスマートドローンプラットフォームのさらなる拡充と開発を加速する目的で業務提携契約を締結するに至ったと説明している。
なお、スマートドローンはモバイルネットワークを利用してより長距離で安全な運航を実現できるドローンを指す。
LG Uplusは韓国における移動体通信サービスの加入件数で3位の移動体通信事業者である。
業務提携契約に基づく協業の内容にはインターフェイスの共通化によるアプリケーションの相互利用、有人航空管制とのインターフェイスの共有化、安全飛行のためのドローンの周辺機器の共同開発の検討、第4世代移動通信システム(4G)や第5世代移動通信システム(5G)の通信連携のためのモジュールおよびボードの共用化の検討が含まれている。
KDDIとLG Uplusは業務提携を通じて両社の資産を活用してスマートドローンプラットフォームの開発を加速するという。
また、日本国内外のドローン市場の繋がりを拡大するとともに、国際標準となるドローンのプラットフォームの構築を目指す方針を示している。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。