ついに鴻海がインドでiPhoneを製造開始、まずはiPhone XRから
- 2019年07月12日
- Apple関連
インドのFoxconn Hon Hai Technology India Mega Developmentは米国のAppleが展開するスマートフォン「Apple iPhone XR」の製造を開始したことが分かった。
インドの認証機関であるインド規格局(Bureau of Indian Standards:BIS)が認証情報を更新しており、LTE/W-CDMA/GSM端末「A2105」が2019年6月20日付けでインド規格局の認証を取得した。
登録番号はR-61000914。
情報通信機器向けのインド規格であるIS 13252(Part 1):2010、IEC 60950-1 : 2005、IS 16333(Part 3):2017に合格している。
A2105はApple iPhone XRの型番のひとつで、インドを含めた多くの国と地域で販売される型番である。
製造者はFoxconn Hon Hai Technology India Mega Developmentで、製造工場の所在地はインドのタミル・ナードゥ州カーンチープラム県シルーズリーのシップコット工業団地で、同州の州都・チェンナイの近郊に位置する。
Foxconn Hon Hai Technology India Mega Developmentは2015年11月12日に設立された企業で、台湾のHon Hai Precision Industry (鴻海精密工業)が完全子会社でシンガポールのFoxconn Singaporeを通じて所有しており、Hon Hai Precision Industryの子会社にあたる。
Hon Hai Precision Industryは中国の子会社を通じてiPhoneシリーズのスマートフォンを製造することは非常に有名であるが、これまでインドで製造した実績はなかった。
インドでは台湾のWistron (緯創資通)傘下のICT Service Management Solutions (India)がiPhoneシリーズのスマートフォンを製造した実績があり、インド国内の工場でApple iPhone SE、Apple iPhone 6s、Apple iPhone 7を製造してきた。
Hon Hai Precision Industryとしては初めてインドでiPhoneシリーズのスマートフォンの製造を開始したことになり、Apple iPhone XRの製造もインドでは初めてとなる。
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