恵州市のサムスン電子スマホ工場、閉鎖の噂の中で再就職支援を開始
- 2019年07月16日
- Android関連
中国のSamsung Electronics Huizhou (恵州三星電子)は同社の従業員を対象に再就職支援の取り組みを開始したことが分かった。
Samsung Electronics Huizhouは再就職支援の取り組みの一環として、2019年7月10日と2019年7月11日の日程で14社の外部企業を招聘し、2019年7月10日に説明会を実施して2019年7月11日に面接を実施した。
WeChat (微信)を通じて説明会および面接の実施を通知しており、外部からでも確認できる。
招聘された14社の外部企業のうち、Samsung Electronics Huizhouが拠点を置く広東省恵州市の企業が13社で、残りの1社は恵州市と隣接する広東省深圳市の企業である。
なお、恵州市の企業は恵陽区の企業が1社、仲愷地区の企業が9社、恵南地区の企業が2社、大亜湾地区の企業が1社であり、Samsung Electronics Huizhouが拠点を置く仲愷地区から多くの企業が呼ばれた。
Samsung Electronics Huizhouは韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)の子会社で、恵州市でスマートフォンを製造する工場を運営している。
2019年3月からは人員の新規採用を中断し、2019年6月には希望退職者を募集したと伝えられており、事業規模の縮小や工場を閉鎖が噂されていた。
その中で、2019年9月には工場を閉鎖する計画との報道が出ており、さらに再就職支援のために近隣の外部企業を招聘して説明会および面接を実施したことが公式に確認できたため、工場の閉鎖は決定的と捉えられている。
Samsung ElectronicsはSamsung Electronics Huizhouを含めて複数の子会社を通じて中国でスマートフォンを製造する工場を運営してきたが、すでに複数の工場の閉鎖を完了しており、最後にSamsung Electronics Huizhouが残った。
Samsung Electronics Huizhouの工場を閉鎖すれば、Samsung Electronicsは中国におけるスマートフォンの製造から撤退することになる。
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