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フィリピンのGlobe Telecomが5Gサービスを商用化、東南アジア初



フィリピンの移動体通信事業者(MNO)であるGlobe Telecomは第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。

サービス名をGlobe at Home Air Fiber 5Gとして固定通信用途で5Gサービスを提供している。

5Gサービスに対応した端末は中国のHuawei Technologies (華為技術)製の据置型無線LANルータであるHUAWEI 5G CPE Proを用意する。

料金プランはPlan 1899、Plan 2499、Plan 2899の3種類から選択できる。

Plan 1899は月額料金が1,899フィリピンペソ(約4,100円)、通信速度が20Mbps、月間データ通信容量が2TB、Plan 2499は月額料金が2,499フィリピンペソ(約5,300円)、通信速度が50Mbps、月間データ通信容量が2TB、Plan 2899は月額料金が2,899フィリピンペソ(約6,200円)、通信速度が100Mbps、月間データ通信容量が2TBとなる。

いずれも初期費用と最初の3ヶ月間の月額料金は無料である。

また、すべてポストペイド契約で24ヶ月契約となっている。

5Gサービスに加入するためには有効な身分証明書と財務能力の証明を添えてGlobe Telecomの認定販売代理店で申し込む必要がある。

申し込み内容の審査を経て5Gサービスの加入が承認されると、Globe Telecomの担当者がHUAWEI 5G CPE Proを設置し、5Gサービスを利用できるようになる。

まずはマニラ首都圏のパシグ市ブティング地区で2019年7月27日より5Gサービスの提供を開始している。

2019年9月までにはリサール州カインタのグリーンパーク、カヴィテ州カルモナのウッドランドヒルズ、ブラカン州サン・ホセ・デル・モンティのカリッサホームズ2A/2Bおよびパルメラホームズでも5Gサービスの提供を開始することが決まっている。

固定通信の導入が遅れている住宅街が多いエリアから優先的に5Gネットワークの整備を進める方針である。

通信設備はHuawei Technologiesより調達している。

5Gの通信方式は標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を導入した。

これまでに、東南アジアで5Gサービスを商用化した移動体通信事業者はなく、Globe Telecomが東南アジアで最初に5Gサービスを商用化した移動体通信事業者となった。

Globe Telecom

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