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ニュージーランドのVodafone New Zealandが12月に5Gサービスを開始へ



ニュージーランドの移動体通信事業者(MNO)であるVodafone New Zealandは2019年12月に第5世代移動通信システム(5G)を商用化すると発表した。

2019年12月に首都・ウェリントン、オークランド、クライストチャーチ、クイーンズタウンで5Gサービスを導入する計画である。

5Gの通信方式は標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を導入することが決まっている。

NR方式にはNR方式が単独で動作するスタンドアローン(SA)と、NR方式とLTE方式が連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)が規定されており、Vodafone New Zealandはノンスタンドアローンで5Gサービスを商用化する計画を明確化している。

周波数は世界で最も普及しているサブ6GHz帯の3.5GHzと案内しており、NR Bandはn78となる見込み。

なお、Vodafone New Zealandは英国のVodafone Groupの子会社であったが、Vodafone GroupはニュージーランドのInfratilおよびカナダのBrookfield Asset ManagementからなるコンソーシアムにVodafone New Zealandの売却を完了したため、Vodafone New ZealandはVodafone Groupの傘下から外れた。

Vodafone New ZealandはVodafone Groupと資本関係の解消に伴い提携契約を締結しており、提携契約に基づいてVodafoneブランドの使用を継続する。

これまでにニュージーランドで5Gサービスを開始した移動体通信事業者はなく、ニュージーランドの移動体通信事業者としてはVodafone New Zealandが初めて5Gサービスを商用化する時期を明らかにした。

Vodafone New Zealand

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