アイルランドのVodafone Irelandが5Gサービスを商用化
- 2019年08月14日
- 海外携帯電話
英国のVodafone Groupの完全子会社でアイルランドの移動体通信事業者(MNO)であるVodafone Irelandは第5世代移動通信システム(5G)を商用化した。
2019年8月14日より5Gサービスに対応したスマートフォンの販売を開始しており、5Gサービスの対応したスマートフォンを購入して5Gサービスに対応した料金プランに加入していれば5Gサービスを利用できる。
5Gに対応したスマートフォンは中国のHuawei Technologies (華為技術)製のHUAWEI Mate 20 X (5G)および韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製のSamsung Galaxy S10 5Gを用意しており、2019年8月14日よりHUAWEI Mate 20 X (5G)の販売を開始している。
Samsung Galaxy S10 5Gは2019年8月14日より関心表明の登録を受け付けており、具体的な発売日は改めて案内する予定である。
料金プランはポストペイド契約のRED Completeプランに加入していれば5Gサービスを利用できる。
5Gサービスの開始当初は首都・ダブリン、コーク、リムリック、ウォーターフォード、ゴールウェーの一部が5Gサービスの提供エリアとなる。
5Gの通信方式は標準化団体の3GPP (3rd Generation Partnership Project)で5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を採用している。
周波数はFR1の3.5GHz帯を使用しており、NR Bandとしてはn78に該当する。
これまでにアイルランドで5Gサービスを商用化した移動体通信事業者はなく、Vodafone Irelandがアイルランドで初めて5Gサービスを商用化した。
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