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小米集団が2019年Q2の業績を発表



中国を拠点とする英領ケイマン諸島のXiaomi Corporation (小米集団)は2019年第2四半期の業績を発表した。

2019年6月30日に終了した3ヶ月間となる2019年第2四半期の連結売上高は前年同期比14.8%増の519億5,110万人民元(約7,828億1,572万円)、純利益は前年同期比86.6%減の19億5,560万人民元(約294億6,760万円)となった。

前年同期比で増収減益を記録したことになる。

スマートフォン事業の売上高は前年同期比5.0%増の320億2,100万人民元(約4,824億2,839万円)となり、前年同期比で増収を達成した。

連結売上高におけるスマートフォン事業の割合は前年同期比5.8ポイント減の61.6%で、Xiaomi Corporationの業績報告における事業分野区分を基準とすれば、依然としてXiaomi Corporationにとってスマートフォン事業が最大の事業となっている。

Xiaomi Corporationはスマートフォン事業以外の事業も強化しており、スマートフォン事業以外の売上高も堅調に成長したことから、スマートフォン事業の割合は低下傾向にある。

Xiaomi Corporationの業績報告における事業分野区分はスマートフォン事業、IoTおよびライフスタイル製品事業、インターネットサービス事業、その他となり、このうちIoTおよびライフスタイル製品事業とインターネットサービス事業はスマートフォン事業を上回る成長率を記録した。

特にIoTおよびライフスタイル製品事業の成長率は顕著で、Xiaomi Corporationにとって新たな軸になり得る。

また、2019年6月30日に終了した6ヶ月間となる2019年上半期の連結売上高は前年同期比20.2%増の957億800万人民元(約1兆4,421億5,863万円)、純利益は前年同期比32.3%減の51億4,730万人民元(約775億4,148万円)となった。

2019年第2四半期の事業データも公開されており、スマートフォンの販売台数は前年同期比0.3%増の3,210万台とわずかに増加した。

スマートフォンの平均販売価格は前年同期比4.9%増の998.7人民元(約15,045円)に上昇している。

2019年第3四半期以降はXiaomiブランドで新たなシリーズとなるCCシリーズの展開を開始しており、CCシリーズでは中国を拠点とする英領ケイマン諸島のMeitu (美図)と共同開発したスマートフォンを用意するなど、女性顧客の獲得を強化する計画という。

なお、Xiaomi CorporationはXiaomiブランドとRedmiブランドの2つをスマートフォン事業の主力ブランドとしており、Xiaomiブランドは先端技術の追及と究極のユーザエクスペリエンスの提供を重視し、Redmiブランドは最適な価格性能比の注力とオンラインを通じた販売を重視する。

Xiaomi

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