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ベトナムが5Gで事実上の中国企業排除か、大手3社は採用せず


ベトナムの大手の移動体通信事業者(MNO)は第5世代移動通信システム(5G)で中国企業の通信設備を採用しない見込みであることが分かった。

ベトナムには5社の移動体通信事業者が存在するが、このうち少なくとも大手3者のViettel Telecom Corporation – Branch of Viettel Group、VNPT VinaPhone Corporation、MobiFone Corporationは5Gで中国企業を採用しない模様である。

なお、ベトナムでは加入件数の占有率は大手3者のみで95%以上を占める状況で、5Gの試験も大手3者のみが開始している。

Viettel Telecom Corporation – Branch of Viettel Groupはベトナムで最大の移動体通信事業者で、ベトナムのViettel Group (軍隊工業通信グループ)の従属会計単位となり、Viettel Groupが5Gの通信設備の調達に関して明らかにした。

5Gの試験ではスウェーデンのEricssonおよびフィンランドのNokiaから調達した通信設備を使用しており、より安全な計画を選択することを理由として、中国のHuawei Technologies (華為技術)とは協力していないという。

Viettel Groupは通信設備の自社開発も推進しており、将来的には自社開発の通信設備を中心に採用すると思われる。

Viettel Groupはベトナム人民軍を統括するベトナムの国防省(Ministry of National Defence:MOD)が完全所有する国営企業である。

ベトナム政府の政令で国防省が命じた政治的、軍事的、その他の特別な業務を遂行する義務があると規定された特別な存在で、Viettel Groupの意思決定の背後にはベトナム政府の指示が存在する。

東南アジアでは多くの国の移動体通信事業者がHuawei Technologiesを筆頭に中国企業と協力して5Gを展開する計画であるが、ベトナムと中国は領土問題など重大な懸案事項を抱えており、ベトナム政府が中国企業の排除を指示した可能性が高い。

Viettel Groupの子会社でカンボジアの移動体通信事業者であるViettel (Cambodia)はHuawei Technologiesの通信設備を使用して5Gを導入する方針であることからも、Viettel Groupとしてはベトナム国外ではHuawei Technologiesを排除するわけではないが、ベトナム国内ではベトナム政府の意向を反映したと考えられる。

ベトナムではVNPT VinaPhone CorporationおよびMobiFone Corporationも5Gの導入に向けて準備を進めているが、いずれも中国企業は採用しないという。

VNPT VinaPhone CorporationはNokiaを採用し、MobiFone Corporationは韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)を採用する模様である。

ベトナムは東南アジアでは大手の移動体通信事業者が5Gで中国企業を採用しない数少ない国となる見込み。

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