中国版Samsung Galaxy Note10+ 5Gの対応バンドが判明、デュアルSIMで中国電信3Gは非対応に
- 2019年09月10日
- Android関連
韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)の中国法人であるSamsung (China) Investment (三星(中国)投資)はスマートフォン「Samsung Galaxy Note10+ 5G」の詳細なスペックを中国向けに公表した。
中国向けのSamsung Galaxy Note10+ 5Gで利用できる通信方式および対応周波数が判明している。
通信方式および対応周波数はNR (TDD) 4500(n79)/3500(n78)/2500(n41) MHz, LTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2/B25)/ 1800(B3)/1700(B4)/900(B8)/850(B5) /800(B18/B19/B20/B26)/ 700(B12/B13/B28) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41)/2300(B40)/ 2000(B34)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/900(VIII)/850(V) MHz, TD-SCDMA 2000(B34)/1900(B39) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzを利用できる。
なお、第5世代移動通信システム(5G)のNR方式にはNR方式が単独で動作するスタンドアローン(SA)構成と、NR方式とLTE方式が連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成が規定されているが、スタンドアローン構成には非対応でノンスタンドアローン構成のみ対応する。
中国の移動体通信事業者(MNO)でChina Mobile (中国移動)のブランドで展開するChina Mobile Communications Group (中国移動通信集団)が導入するNR (TDD) 4500(n79)/2500(n41) MHz、China Unicom (中国聯通)のブランドで展開するChina United Network Communications (中国聯合網絡通信)およびChina Telecom (中国電信)が導入するNR (TDD) 3500(n78) MHzには完全に対応することが分かる。
ほかにChina Mobile Communications Groupが運用するLTE/TD-SCDMA/GSM方式およびChina United Network Communicationsが運用するLTE/W-CDMA/GSM方式にも完全に対応するが、China Telecomが第3世代移動通信システム(3G)として運用するCDMA2000方式には非対応となった。
China TelecomではNR/LTE方式を利用できることになる。
中国では2019年9月12日にSamsung Galaxy Note10+ 5Gを発売する予定である。
チップセットはQualcomm Snapdragon 855 Mobile Platformを搭載し、SIMカードはデュアルSIMでサイズはNano SIM (4FF)サイズを採用する。
カラーバリエーションは莫奈彩、麦昆黒、密斯白の3色から選べる。
価格は7,999人民元(約121,000円)に設定されている。
Samsung Electronicsとしては中国向けでは初めての5Gに対応したスマートフォンとなる。
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