メイコーがLongcheerとベトナムで合弁会社を設立へ、EMS事業を拡大
- 2019年10月26日
- 海外携帯電話
神奈川県に本社を置くMeiko Electronicsは中国のShanghai Longcheer Technology (上海龍旗科技)と業務提携および合弁会社の設立を行うと発表した。
Meiko Electronicsは2019年10月23日に開催した取締役会において、Shanghai Longcheer Technologyと電子機器組立事業に関する業務提携を行い、ベトナムで合弁会社を設立することで決議したと告知している。
Meiko Electronicsは2007年にベトナムの首都・ハノイ市で子会社としてMeiko Electronics Vietnamを設立し、フレキシブル基板の製造事業や電子機器の組立事業を展開してきた。
電子機器の組立事業では事業拡大に向けてベトナム第一工場の増床を完了しており、受注拡大に向けて営業活動を進めてきたという。
Meiko Electronics VietnamはベトナムのBkav Corporationが発表したBphone 3およびBphone 3 Proなどの製造を担当した実績がある。
一方、Shanghai Longcheer Technologyは中国国内における携帯端末を中心とした電子機器の組立事業では実績が豊富であるが、東南アジアで協業先を選定していた。
そこで、Meiko ElectronicsとShanghai Longcheer Technologyは電子機器の組立事業で協業することで合意に達し、ベトナムで合弁会社を設立して電子機器の組立事業を展開する。
合弁会社の商号はMeiko Longcheer Electronics Vietnamとなり、2020年1月に設立する予定である。
所在地はハノイ市タクタット工業団地で、資本金は100万米ドル(約1億865万円)となる。
持分比率はMeiko Electronicsの完全子会社で香港特別行政区のMeiko Elec. Hong Kong (名幸電子香港)が51%、Shanghai Longcheer Technologyの完全子会社で香港特別行政区のGuolong Telecommunication (H.K.) (國龍通信技術(香港))が49%となる。
Meiko Longcheer Electronics VietnamはMeiko Electronics Vietnamの工場内において、2020年より電子機器の組立事業を行う予定である。
業務提携の内容などは合弁会社におけるShanghai Longcheer Technologyの電子機器の組立事業の受託と案内しており、Shanghai Longcheer Technologyが受注した電子機器の組立をベトナムでMeiko Longcheer Electronics Vietnamが行う見通し。
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