AQUOS zero SH-M10が楽天回線に対応、公式には最初の下り最大400Mbps対応機種に
- 2019年11月06日
- Rakuten-総合
Rakuten Mobile (楽天モバイル)はSHARPが同社製のスマートフォン「SHARP AQUOS zero SH-M10」に対して新たなソフトウェアのアップデートの提供を開始したと明らかにした。
2019年11月5日よりSHARP AQUOS zero SH-M10に対して新たなソフトウェアのアップデートを配信している。
主な更新内容にはRakuten Mobileが移動体通信事業者(MNO)として提供する携帯通信サービスへの対応およびセキュリティの向上が含まれる。
アップデートは端末単体で適用することができる。
なお、重要なデータはアップデートの適用前にバックアップすることが推奨されている。
正常にアップデートが完了すれば、ソフトウェアのビルド番号は01.00.03となる。
アップデートを実施する場合は十分に充電した状態で、電波が途切れないよう電波状態が安定した環境で移動せずに実施するよう案内している。
Rakuten Mobileは移動体通信事業者としての携帯通信サービスを楽天回線と呼称しており、正式な商用化に先立ち試験的な無料サポータープログラムを実施している。
無料サポータープログラムを利用する条件のひとつに対象機種を利用することが指定されており、SHARP AQUOS zero SH-M10は対象機種に含まれていないが、アップデートによって楽天回線には公式に対応したことになる。
楽天回線はLTE (FDD)方式の1.8GHz帯(Band 3)の20MHz幅を使用しており、256QAMおよび4×4 MIMOに対応した機種では下り最大400Mbpsとなる。
これまでに、公式に楽天回線に対応した機種はいずれも4×4 MIMOには非対応で、256QAMおよび2×2 MIMOに対応した機種で下り最大200Mbpsが最速であった。
事前にRakuten Mobileの広報担当者からSHARP AQUOS zero SH-M10は楽天回線で下り最大400Mbpsに対応するとの回答を得ており、公式に下り最大400Mbpsに対応した最初の機種がSHARP AQUOS zero SH-M10となった。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。