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楽天モバイル、通信速度の表記を変更した背景は



Rakuten Mobile (楽天モバイル)は移動体通信事業者(MNO)として展開する楽天回線に対応したスマートフォンの通信速度に関する表記を変更したが、その背景が分かった。

Rakuten Mobileは公式ウェブサイトにおいて、仮想移動体通信事業者(MVNO)として提供する携帯通信サービス向けページのほかに、MNOとして展開する楽天回線の携帯通信サービス向けページも用意している。

楽天回線のページでは楽天回線に対応した製品の通信速度を含めたスペックが記載されているが、2019年10月15日以降に通信速度の表記が変更された。

表記を変更した背景をRakuten Mobileの広報担当者に問い合わせると、「製品ページにおいては当初メーカー様の情報を元にスペックを記載しておりましたが、よりお客様の実体験に近い情報をお届けするべく、弊社回線に合わせた形へ変更をいたしました。」と説明した。

筆者の予想通り、当初はメーカーから提出された情報をそのまま記載しており、そのために機種によって通信速度の算出基準が異なる状況も起きていた。

当初は機種の性能上の理論値または機種の日本における最高値が記載されていたため、前者では日本で実現できない通信速度となる場合もあった。

変更後はすべて楽天回線における理論値に統一された。

移動体通信事業者として事業を行うNTT DOCOMO、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)、SoftBankが取り扱う製品はいずれも自社回線における理論値を記載しており、Rakuten Mobileもせめて楽天回線のページではそうすべきと筆者は主張してきた。

筆者が記事で指摘してからすぐのタイミングで表記を変更しており、筆者の主張がそれなりに認められたものと勝手に受け止めておこうと思う。

今後はより適切な情報を最初から提供するように努めてもらいたい。

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