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ベトナム情報通信技術省と米国FCC、5G開発で協力強化



ベトナムの政府機関で電気通信分野などの規制を担う情報通信省(Ministry of Information and Communications:MIC)は米国と第5世代移動通信システム(5G)の開発における協力を強化すると発表した。

情報通信技術省と米国の政府機関で電気通信分野などの規制を担う連邦通信委員会(Federal Communications Commission:FCC)は交流の機会を持ち、ベトナムの情報通信技術大臣と米国の連邦通信委員会委員長が会談したという。

会談ではベトナムと米国の5Gに関連した技術の開発計画に関して意見を交換したと伝えられている。

米国では2019年4月よりNR方式に準拠した5Gサービスを商用化しているが、ベトナムでは2020年にNR方式に準拠した5Gサービスを商用化する計画である。

情報通信技術大臣は5Gの商用化に向けた開発計画を連邦通信委員会委員長に説明し、連邦通信委員会委員長は関心を示したという。

ベトナム企業は5Gに対応した通信設備やスマートフォンを含めた携帯端末を製造する計画で、連邦通信委員会委員長はこの点に関しても非常に高い関心を持ったとされている。

情報通信技術大臣はベトナム企業が製造する5Gに対応した通信設備や携帯端末の説明を積極的に行うことで、5G時代にベトナム企業が米国に参入できるよう働きかけたと解釈できる。

なお、具体的なベトナム企業の名称は挙げられていないが、5Gに対応した通信設備はベトナムのViettel Group (軍隊工業通信グループ)およびVinsmart research and manufactureが開発を表明しており、5Gに対応した携帯端末はVinsmart research and manufactureが開発を表明している。

ほかにセキュリティに関しても意見を交換したという。

具体的な内容こそ明らかにされていないが、ベトナム政府と米国政府はいずれも中国企業を排除する方向で動いており、中国企業を念頭に置いた意見交換が行われた可能性が高い。

また、ベトナムの首都・ハノイ市では2020年9月6日から2019年9月9日にかけてITU Digital World 2020が開催される予定で、情報通信技術大臣は連邦通信委員会委員長に敬意を表して、ITU Digital World 2020でスピーチを行うようベトナムに招待した。

情報通信技術省

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