サムスン電子とLGエレクトロニクス、韓国でスマホ保証期間を2年に変更
- 2020年01月01日
- 海外携帯電話
韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)およびLG Electronicsは韓国におけるスマートフォンなど携帯電話の保証期間を2年間に変更した。
これまで韓国では携帯電話の保証期間を1年間に設定していたが、2020年1月1日以降に購入した場合は自動的に2年間となる。
発売日は関係なく購入日を基準とするため、2019年12月31日までに発売された機種でも2020年1月1日以降に購入すれば2年間の保証期間が適用される。
韓国の政府機関である公正取引委員会(Korea Fair Trade Commission:FTC)は携帯電話の保証期間などを規定した消費者紛争解決基準の改正を行い、2019年4月3日より施行した。
携帯電話の保証期間は2年間とすることを勧告しており、それに従いSamsung ElectronicsおよびLG Electronicsは韓国における保証期間を1年間から2年間に変更することになった。
なお、米国のAppleはSamsung ElectronicsおよびLG Electronicsに先立ち、2019年9月11日より韓国における保証期間を1年間から2年間に変更している。
消費者紛争解決基準は法的拘束力がない勧告であるため、履行を強制されるわけではない。
ただ、一般的に韓国政府の基準とみなされることから、韓国で携帯電話を正規販売する主要なメーカーおよびブランドは従うことになる。
施行日は2019年4月3日であるが、携帯電話の保証期間の変更には協力会社との交渉など準備期間が必要になるとの判断から、2020年1月1日から有効とすることになった。
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