日本向けにWiko View3を投入へ、W-P311が技適通過
- 2020年01月05日
- Android関連
フランスのWikoの日本法人であるWiko Japan製のLTE/W-CDMA/GSM端末「W-P311」が2019年12月26日付けでオランダのTELEFICATIONの認証を通過した。
電波法に基づく工事設計認証の工事設計認証番号は201-190868、電気通信事業法に基づく設計認証の設計認証番号はADF 19 0206 201。
特定無線設備の技術基準適合証明等のマーク(以下、技適マーク)に併記される電波法に基づく工事設計認証番号および電気通信事業法に係る端末機器の種類と記号に従った設計認証番号が付されているため、TELEFICATIONを通じて技適マークを取得したことが分かる。
また、電気通信事業法に基づく設計認証の設計認証番号はADFから始まるため、LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)を日本国内で利用できる。
W-P311はWiko View3の型番である。
Wiko View3はすでに複数の国や地域で販売されているが、総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)より登録外国適合性評価機関として登録を受けたTELEFICATIONで相互承認協定(MRA)の規定により日本向けの認証を取得したため、Wiko View3を日本向けに投入する可能性が高いと考えられる。
日本ではSIMロックフリーのスマートフォンとして販売される見込み。
なお、申請者は日本法人のWiko Japanであるが、Wiko Japanが日本で展開するスマートフォンは基本的にWikoが企画し、Wikoの親会社で中国のShenzhen Tinno Mobile Technology (深圳市天瓏移動技術)が製造を担当するため、Wiko View3も同様と思われる。
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