ミャンマーのFortune TelecomがLTEサービスを開始
- 2020年03月11日
- 海外携帯電話
ミャンマー(ビルマ)の通信事業者であるFortune TelecomはLTEサービスの提供を開始した。
Fortune TelecomはFortune 4G+として固定通信用途でLTEサービスを提供している。
まずはタニンダーリ地方域のダウェイおよびミェイクの一部が提供エリアとなっている。
料金プランは6ヶ月契約で月額26,000ミャンマーチャット(約1,900円)、1年契約かつ通信速度の上限が6Mbpsで月額24,000ミャンマーチャット(約1,800円)となる。
対応端末としては据置型無線LANルータを用意しており、加入すると無料で据置型無線LANルータが提供される。
周波数は2.6GHz帯を使用しており、LTE (TDD)方式を導入している。
Fortune Telecomは2016年10月に2.6GHz帯の取得に成功した。
周波数の取得から3年以上が経過してようやく商用化したことになる。
ミャンマーでは2.6GHz帯の免許はミャンマー全土ではなく、リージョン1、リージョン2、リージョン3に分けて付与されている。
Fortune Telecomはリージョン1のみで免許を保有するため、リージョン1に含まれる首都・ネピドー市を擁するネピドー連邦領、マグウェ地方域、バゴー地方域、モン州、タニンダーリ地方域で2.6GHz帯を利用できる。
LTEサービスの提供エリアはリージョン1の範囲内で拡大する計画である。
なお、Fortune Telecomは旧社名がFortune Internationalで、2.6GHz帯を取得後に社名をFortune Telecomに変更した。
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