韓国のLG U+が3月以降に日本で5Gローミングを開始、au網を利用
韓国の移動体通信事業者(MNO)であるLG Uplus (LG U+)は2020年3月末以降に日本で第5世代移動通信システム(5G)の国際ローミングを提供する計画を明らかにした。
LG Uplusは2020年2月初めに日本国内で韓国のLG ElectronicsおよびSamsung Electronics (サムスン電子)が開発したスマートフォンを使用して5Gの国際ローミングの試験を完了したという。
2020年は東京都で開催される第32回オリンピック競技大会(2020/東京)などで訪日需要が高まる見込みで、訪日する顧客のために韓国の移動体通信事業者としては初めて日本で5Gの国際ローミングを提供する準備を終えたとアピールしている。
LG UplusはKDDIと5Gのローミング協定を締結しており、2020年1月より5Gの国際ローミングを実現するための調整を開始した。
LG Uplusの5Gサービスに加入している場合、日本国内ではauを展開するKDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)が5Gの国際ローミングを利用できる対象の移動体通信事業者となる。
KDDIが5Gサービスを商用化する2020年3月末以降に日本で5Gの国際ローミングの提供を開始する予定という。
なお、LG Uplusはこれまでに中国、スイス、イタリア、フィンランドで5Gの国際ローミングを提供しており、5Gの商用化が世界各地で本格化する2020年は5Gの国際ローミングを利用できる国および地域を大幅に拡大する方針を示している。
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