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シンガポールのTPG Telecom、MRTと高速道路の4G整備計画を案内



シンガポールで移動体通信事業者(MNO)として新規参入を果たしたTPG Telecomはマス・ラピッド・トランジット(MRT)および高速道路におけるネットワークの整備計画を公表した。

TPG Telecomは2020年3月31日にシンガポールで第4の移動体通信事業者として携帯通信サービスを商用化し、通信方式は第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式のみを導入している。

しかし、MRTの地下区間や高速道路のトンネル部はネットワークの整備が遅れている状況にある。

そこで、MRTおよび高速道路におけるネットワークの整備計画を明らかにした。

まずは2020年4月2日までにMRTのトムソン・イーストコースト線およびカラン・パヤレバー高速道路ではネットワークの整備を完了したという。

さらに、MRTの北東線では2020年第3四半期、MRTの東西線チャンギ空港支線では2020年第4四半期、MRTの南北線、東西線、環状線、ダウンタウン線、マリーナ・コースタル高速道路では2021年第2四半期までにネットワークの整備を完了させる計画である。

シンガポールは都市国家で面積が狭いため、屋外は大部分をカバーできているが、地下部を含めた屋内でネットワークの整備が十分に進んでいない。

TPG Telecomは当初の計画より商用化が1年以上も遅れたが、屋内におけるネットワークの整備の遅れも商用化の延期に影響した。

なお、シンガポールでは1994年3月にSingtel Mobile Singaporeが同国初の移動体通信事業者として携帯通信サービスの提供を開始し、1997年4月にはM1、2000年4月にはStarHub Mobileが新規参入を果たし、移動体通信事業者は長らく3社体制が続いた。

StarHub Mobileを最後にシンガポールでは移動体通信事業者の新規参入がなかったため、TPG Telecomは約20年ぶりの新規参入となる。

また、TPG Telecomの新規参入に伴いシンガポールでは初めて移動体通信事業者が4社体制となった。

TPG Telecom

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