楽天モバイル、5G試験にキーサイトのソリューションを採用
- 2020年04月22日
- Rakuten-総合
移動体通信事業者(MNO)として新規参入したRakuten Mobile (楽天モバイル)は第5世代移動通信システム(5G)の試験、検証、最適化を行うために、米国のKeysight Technologiesのソリューションを採用したことが分かった。
Keysight TechnologiesはRakuten Mobileが高度な5Gサービスを迅速に展開するために、インフラストラクチャと端末の試験、検証、最適化においてKeysight Technologiesのソリューションを採用したと明らかにした。
Keysight Technologiesのソリューションを採用することで、5Gの試験および検証の効率を大幅に向上できると説明している。
なお、Rakuten Mobileは2020年4月8日に移動体通信事業者として携帯通信サービスを商用化した。
通信方式は第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式のみで携帯通信サービスを商用化したが、2020年6月には5GのNR方式を導入する計画である。
5G向けの周波数として総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)よりサブ6GHz帯では3.7GHz帯の100MHz幅、ミリ波(mmWave)では28GHz帯の400MHz幅の割当を受けており、3.7GHz帯と28GHz帯を使用してNR方式の整備を行う。
NR Bandは3.7GHz帯がFR1のn77、28GHz帯がFR2のn257となることも判明している。
NR方式のアンテナ統合型無線装置は3.7GHz帯がNEC Corporation (日本電気)、28GHz帯が米国のAirspan Networksより調達する計画で、3.7GHz帯のアンテナ統合型無線装置はNEC Corporationの完全子会社であるNEC Platformsの福島事業所で製造する。
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