韓国の5G、開始から約1年で加入件数は約590万件に
- 2020年05月15日
- 海外携帯電話
韓国の移動体通信事業者であるSK Telecom、KT Corporation、LG Uplus (LG U+)は2020年第1四半期の業績発表をそれぞれ行い、2020年第1四半期末時点の事業データを開示した。
これに伴い、移動体通信事業者各社の移動体通信サービスの加入件数などが判明している。
移動体通信サービスの加入件数はSK Telecomが3,147万7,000件、KT Corporationが2,197万5,000件、LG Uplusが1,551万9,000件となった。
韓国全体では6,897万1,000件に達し、移動体通信事業者別の占有率はSK Telecomが45.6%、KT Corporationが31.9%、LG Uplusが22.5%である。
また、通信方式別の加入件数も公表されている。
移動体通信サービスの加入件数のうち第5世代移動通信システム(5G)のNR方式を利用できる5G契約の加入件数はSK Telecomが264万8,000件、KT Corporationが177万9,000件、LG Uplusが145万5,000件となった。
韓国全体では5G契約の加入件数が588万2,000件となり、移動体通信サービスの加入件数のうち8.5%を占めている。
韓国では2019年4月5日にSK Telecom、KT Corporation、LG Uplusが一斉に5Gサービスを商用化しており、5Gサービスの商用化からほぼ1年で5G契約の加入率は8.5%に達したことになる。
なお、5G契約に限定した移動体通信事業者別の占有率はSK Telecomが45.0%、KT Corporationが30.2%、LG Uplusが24.7%である。
参考までに、SK Telecom、KT Corporation、LG Uplusはいずれも第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成でNR方式を運用しており、周波数はサブ6GHz帯の3.5GHz帯で、NR BandはFR1のn78となる。
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