ソフトバンク向けUSBモデム型データ通信端末A002ZTがFCC通過

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SoftBank向けの中国のZTE (中興通訊)製のLTE/W-CDMA/GSM端末「A002ZT」が2020年6月17日付けで連邦通信委員会(Federal Communications Commission：以下、FCC)を通過した。

FCC IDはSRQ-MF863。

モバイルネットワークはLTE (FDD) 1900(B2)/1700(B4)/ 700(B12/B17) MHz, LTE (TDD) 2500(B41) MHz, W-CDMA 1900(II)/1700(IV)/850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzで認証を受けている。

A002ZTは未発表端末の型番である。

型番規則からSoftBank向けの端末となることが分かる。

FCC IDからメーカー型番はMF863であると考えられる。

FCCでは実機画像や取扱説明書などが公開されており、USBモデム型のデータ通信専用端末となることが確定した。

本体にはSoftBankのロゴを確認できるため、SoftBankブランドのラインナップで展開すると思われる。

SoftBankブランドの法人向けとなる可能性もある。

SIMカードはシングルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズとなる。

これまでに、A002ZTはBureau Veritas Japanの認証も通過している。

日本国内ではモバイルネットワークはLTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3)/ 1500(B11)/900(B8)/700(B28) MHz, LTE (TDD) 3500(B42)/2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/900(VIII) MHzを利用できる。

そのため、複数の認証機関で判明した情報を総合すると、少なくともモバイルネットワークはLTE (FDD) 2100(B1)/1900(B2)/ 1800(B3)/1700(B4)/ 1500(B11)/900(B8)/ 700(B12/B17/B28) MHz, LTE (TDD) 3500(B42)/2500(B41) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/1700(IV)/ 900(VIII)/850(V) MHz, GSM 1900/850 MHzに対応することが分かる。

高速なデータ通信に対応したデータ通信専用端末となる見込み。

FCC – ZTE A002ZT