シャープ製の未発表スマホがFCC通過、ソフトバンク向けA001SHか
- 2020年06月18日
- SoftBank-SHARP, Y!mobile
SoftBank向けと思われるSHARP製のLTE/W-CDMA/GSM端末「HRO00285」が2020年6月17日付けで連邦通信委員会(Federal Communications Commission:以下、FCC)を通過した。
FCC IDはAPYHRO00285。
モバイルネットワークはLTE (FDD) 1900(B2)/1700(B4)/850(B5) MHz, W-CDMA 1900(II)/1700(IV)/850(V) MHz, GSM 1900 MHzで認証を受けている。
Bluetoothおよび無線LANの周波数でも通過している。
無線LANは2.4GHz帯に加えて5GHz帯の利用も可能で、規格はIEEE 802.11a/b/g/n/acに対応する。
HRO00285は未発表端末のメーカー型番である。
機器名称はSmart phoneと記載されており、スマートフォンとなることが分かる。
その他の詳細は公開されていない。
GSM 850 MHzに対応する場合はFCCでGSM 850 MHzの認証を受けるため、FCCでGSM 850 MHzの認証を受けていないことから、GSM 850 MHzには非対応と考えられる。
また、NFCの周波数で認証を受けていないため、NFCにも非対応となる。
SoftBank向けのエントリークラスのスマートフォンではGSM 850 MHzに非対応となる場合があり、FCCで認証を受けた国際ローミング用と思われる周波数やNFCに非対応となる点を考慮しても、SoftBank向けのエントリークラスのスマートフォンとなる可能性が高いと思われる。
これまでに、SoftBank向けでSHARP製の未発表のスマートフォンとしてはA001SHの存在が判明している。
A001SHはTELEFICATIONの認証を通過しており、型番規則からSoftBank向けと考えられる。
TELEFICATIONの認証ではVoLTE (Voice over LTE)に対応したスマートフォンとなることも分かっている。
HRO00285はSoftBankブランドまたはY!mobileブランドのラインナップ向けにA001SHとして発表される可能性がある。
スポンサーリンク
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。