韓国のKTが5GスマホSTAGE 5Gの取り扱いを開始
- 2020年07月06日
- Android関連
韓国の移動体通信事業者(MNO)であるKT Corporationは中国のZTE (中興通訊)製のスマートフォン「STAGE 5G (A2020N3)」の取り扱いを開始した。
STAGE 5Gは韓国のKakaoの子会社で同国のStage Fiveが企画した独自ブランドのスマートフォンで、第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応しており、ハードウェアの開発や製造はZTEが担当する。
Stage Fiveは2019年第4四半期にSTAGE 5Gの販売を開始しているが、発売から半年以上が経過したところで、韓国の移動体通信事業者としては初めてKT Corporationが取り扱うことになった。
STAGE 5GはOSにAndroid 9 Pie Versionを採用しており、チップセットはQualcomm Snapdragon 855 Mobile Platformを搭載する。
ディスプレイは約6.47インチFHD+(1080*2340)AMOLEDを搭載し、カメラはリアにメインの約4800万画素CMOSイメージセンサ、広角レンズの約2000万画素CMOSイメージセンサ、望遠レンズの約800万画素CMOSイメージセンサで構成されるトリプルカメラ、フロントに約2000万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はNR/LTE/W-CDMA/GSM方式に対応しており、KT Corporationが提供するNR方式に準拠した5Gサービスを利用できる。
Bluetooth 5.0、無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、NFCにも対応している。
システムメモリの容量は6GBで、内蔵ストレージの容量が128GBとなる。
外部メモリの利用を可能としており、microSDカードスロットを備える。
電池パックの容量は4000mAhとなり、充電端子はUSB Type-Cを採用する。
カラーバリエーションはBlueの1色展開である。
価格は599,500韓国ウォン(約54,000円)に設定されている。
なお、KT CorporationとStage Fiveは5Gに関連して戦略的提携を締結しており、それがKT Corporationが取り扱う理由のひとつと思われる。
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