米モトローラ、ミッドレンジの5Gスマホmoto g 5G plusを発表
- 2020年07月08日
- Android関連
中国を拠点とする香港特別行政区のLenovo Group (聯想集団)の完全子会社で米国のMotorola MobilityはNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「moto g 5G plus」を発表した。
第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に対応したミッドレンジのスマートフォンである。
OSにはAndroid 10を採用している。
チップセットは64bit対応のQualcomm Snapdragon 765 5G Mobile Platformで、CPUはオクタコアとなっている。
ディスプレイはCinemaVisionディスプレイと呼ばれる約6.7インチFHD+(1080*2520)LTPS液晶を搭載する。
リフレッシュレートは最大90HzでHDR10にも対応しており、画素密度は409ppiとなる。
カメラはリアにメインの約4800万画素CMOSイメージセンサ、超広角レンズの約800万画素CMOSイメージセンサ、マクロ用の約500万画素CMOSイメージセンサ、深度測定用の約200万画素CMOSイメージセンサで構成されるクアッドカメラ、フロントにメインの約1600万画素CMOSイメージセンサと超広角レンズの約800万画素CMOSイメージセンサで構成されるデュアルカメラを備える。
通信方式はNR (FR1, FDD) 2600(n7)/2100(n1)/ 1800(n3)/900(n8)/700(n28) MHz, NR (FR1, TDD) 3700(n77)/3500(n78)/ 2600(n38)/2500(n41) MHz, LTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/1900(B2)/ 1800(B3)/1700(B4/B66)/ 1500(B32)/900(B8)/ 850(B5)/800(B20/B26)/ 700(B12/B17/B28) MHz, LTE (TDD) 3700(B43)/3500(B42)/2600(B38)/ 2500(B41)/2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/ 1700(IV)/900(VIII)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応する。
SIMカードはデュアルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズである。
Bluetooth 5.1、無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、NFCも利用できる。
システムメモリの容量が4GBで内蔵ストレージの容量が64GBのモデル(以下、4GB+64GBモデル)と、システムメモリの容量が6GBで内蔵ストレージの容量が128GBのモデル(以下、6GB+128GBモデル)が用意される。
外部メモリの利用を可能としており、microSDカードスロットを備える。
電池パックは内蔵式で、容量は5000mAhとなっている。
充電端子は表裏の区別が不要なUSB Type-Cを採用している。
生体認証は顔認証および指紋認証を利用できる。
カラーバリエーションはSurfing Blueの1色展開となる。
欧州で2020年7月8日より販売を開始し、近い将来にアラブ首長国連邦(UAE)およびサウジアラビア(KSA)でも発売する予定である。
ユーロ圏における価格は4GB+64GBモデルが349ユーロ(約42,000円)、6GB+128GBモデルが399ユーロ(約48,000円)に設定されている。
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