曲がる有機ELディスプレイを搭載したnubia Watchを発表
- 2020年07月29日
- Wearable
中国のZTE (中興通訊)の関連会社で中国のNubia Technology (努比亜技術)はLTE/W-CDMA端末「nubia Watch」を発表した。
ディスプレイに曲がるフレキシブル有機ELを採用したスマートウォッチである。
チップセットはQualcomm Snapdragon Wear 2100 Platformを搭載し、CPUはクアッドコアとなっている。
ディスプレイはタッチパネルに対応した約4.01インチのフレキシブル有機ELで、ディスプレイ部を曲げて腕に巻くことができる。
解像度は192*960で、画素密度は244ppiである。
通信方式はLTE (FDD) 2100(B1)/1800(B3) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I) MHzに対応している。
LTE-Advancedの主要技術であるキャリアアグリゲーション(CA)にも対応しており、下りは2コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(2CC CA)の組み合わせがCA_1C、CA_1A-3A、CA_3C、CA_3A-3A、CA_38C、CA_39C、CA_39A-41A、CA_40C、CA_41C、CA_41A-41A、3コンポーネント・キャリア・キャリアアグリゲーション(3CC CA)の組み合わせがCA_40DおよびCA_41D、上りのアップリンク・キャリアアグリゲーション(ULCA)の組み合わせがUL CA_39C、UL CA_40C、UL CA_41Cとなる。
音声通話に対応しており、LTEネットワーク上で音声通話を実現するVoLTE (Voice over LTE)も利用できる。
SIMカードはシングルSIMで、内蔵式のeSIMを採用する。
なお、中国では移動体通信事業者(MNO)によってeSIMを取り扱う地域が限定されている場合があり、China Mobile (中国移動)として展開するChina Mobile Communications Group (中国移動通信集団:CMCG)は天津市、上海市、江蘇省南京市、浙江省広州市、広東省広州市および深圳市、四川省成都市で取り扱い、China Unicom (中国聯通)として展開するChina United Network Communications (中国聯合網絡通信)はチベット自治区および新疆ウイグル自治区を除いた中国全土で取り扱う。
Bluetoothおよび無線LANにも対応している。
システムメモリの容量は1GBで、内蔵ストレージの容量は8GBとなる。
電池パックの容量は420mAhとなっている。
カラーバリエーションは3色展開である。
中国で販売することが決まっており、価格は1,799人民元(約27,000円)に設定されている。
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