HTC初の5GスマホHTC U20 5Gを9月5日に発売
- 2020年09月01日
- Android関連
台湾のHTC (宏達国際電子)はスマートフォン「HTC U20 5G」を2020年9月5日に発売すると発表した。
当初は2020年8月に発売する予定と案内していたが、少し遅れて発売日は2020年9月5日に決まった。
2020年9月5日より台湾のHTC専売店およびHTCオンラインストアで販売を開始し、2020年9月12日よりほかの取扱店でも販売を開始する予定である。
台湾の移動体通信事業者(MNO)としてはChunghwa Telecom (中華電信)、Far EasTone Telecommunications (遠傳電信)、Taiwan Mobile (台湾大哥大)、Taiwan Star Telecom (台湾之星電信)、Asia Pacific Telecom (亞太電信)の5社すべてが取り扱い、いずれも2020年9月12日に発売する。
カラーバリエーションは墨晶緑と晶岩白の2色展開で、価格は18,990台湾ドル(約68,000円)に設定されている。
HTC U20 5GはHTCにとって最初の第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォンとなる。
OSにはAndroid 10を採用しており、チップセットはQualcomm Snapdragon 765G 5G Mobile Platformを搭載する。
ディスプレイは約6.8インチFHD+(1080*2400)液晶で、カメラはリアにメインの約4800万画素CMOSイメージセンサ、広角レンズの約800万画素CMOSイメージセンサ、深度測定用の約200万画素CMOSイメージセンサ、マクロ用の約200万画素CMOSイメージセンサで構成されるクアッドカメラ、フロントに約3200万画素CMOSイメージセンサを備える。
通信方式はNR (FR1, FDD) 2100(n1)/1800(n3)/700(n28) MHz, NR (FR1, TDD) 3500(n78)/2500(n41) MHz, LTE (FDD) 2600(B7)/2100(B1)/ 1900(B2)/1800(B3)/ 900(B8)/850(B5)/ 800(B20)/700(B28) MHz, LTE (TDD) 2600(B38)/2500(B41)/ 2300(B40)/1900(B39) MHz, W-CDMA 2100(I)/1900(II)/ 900(VIII)/850(V) MHz, GSM 1900/1800/900/850 MHzに対応している。
5GのNR方式はスタンドアローン(SA)構成とノンスタンドアローン(NSA)構成の両方に対応したデュアルモード5Gで、通信速度は下り最大2.52Gbps/上り最大900Mbpsとなる。
SIMカードはデュアルSIMで、サイズはNano SIM (4FF)サイズを採用する。
Bluetooth 5.0、無線LAN IEEE 802.11a/b/g/n/ac (2.4GHz/5GHz)、NFCも利用できる。
システムメモリの容量は8GBで、内蔵ストレージの容量は256GBである。
外部メモリの利用を可能としており、microSDカードスロットを搭載している。
電池パックの容量は5000mAhとなっている。
HTCが台湾の桃園市で運営する工場で製造を行う最初の5Gに対応したスマートフォンとなる。
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