Sony Xperia 5 IIと思われるXQ-AS72が中国の認証を通過、実機画像を公開
- 2020年09月14日
- Android関連
Sony Mobile Communications製のNR/LTE/W-CDMA/GSM端末「XQ-AS72」が2020年9月8日付けで中国の工業和信息化部(Ministry of Industry and Information Technology:MIIT)傘下の電信設備認証中心(Telecommunication Equipment Certification Center)の認証を通過した。
電信設備認証中心の認証ではスペックの一部や外観が公開されている。
OSにはAndroidを採用している。
通信方式はNR/LTE/W-CDMA/GSM方式で認証を受けており、中国ではNR/LTE/W-CDMA/GSM方式を利用できる。
第5世代移動通信システム(5G)のNR方式はスタンドアローン(SA)構成とノンスタンドアローン(NSA)構成で認証を通過しているため、SA構成とNSA構成の両方に対応したデュアルモード5Gとなることも分かる。
SIMカードはデュアルSIMとなっている。
XQ-AS72は未発表端末の型番である。
実機画像が公開されており、Sony Xperia 1 IIと似た外観を有するが、カメラの部分などSony Xperia 1 IIとは明らかに異なり、Sony Xperia 5 IIに該当すると推測している。
Sony Mobile Communicationsは2020年9月17日にスマートフォンの新機種をグローバル向けに発表する予定で、Sony Xperia 5の発表から約1年の時期となるため、実際にSony Xperia 5 IIの発表が期待されている。
また、デンマークの移動体通信事業者(MNO)であるTDC NETは5Gサービスに対応したスマートフォンのラインナップとしてSony Xperia 5 IIの存在を公表し、2020年10月に発売する計画という。
様々な情報を考慮すると、XQ-AS72はSony Xperia 5 IIの中国版に該当する可能性が高い。
中国の政府機関で電気通信分野の規制を司る工業和信息化部傘下の電信設備認証中心の認証を取得したため、中国で販売することは決定的と考えられる。
電信設備認証中心では生産企業の項目がSonyのSony Mobile Communications、申請単位の項目が中国のSony (China) (索尼(中国))、設備産地がタイとなっている。
開発元はSonyの完全子会社のSony Mobile Communications、電信設備認証中心の申請者はSonyの中国法人であるSony (China)、製造国はタイと分かる。
なお、タイではSonyの完全子会社でタイのSony Technology (Thailand)が所有および運営する工場で製造を行う。
Sony Mobile Communicationsが2020年から適用した型番規則を考慮すると、Sony Xperia 5 IIの型番は国際版がXQ-AS51およびXQ-AS52、日本向けのSIMロックフリー版が存在する場合はXQ-AS42になると思われる。
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