Speed Wi-Fi 5G X01 (SHR01)に通信速度を向上するアップデートを開始
- 2020年09月18日
- KDDI-SHARP
KDDIはSHARP製のモバイル無線LANルータ「Speed Wi-Fi 5G X01 (SHR01)」に対して新たなソフトウェアのアップデートの提供を開始した。
Speed Wi-Fi 5G X01 (SHR01)に対しては2020年9月17日より新たなソフトウェアのアップデートを実施している。
主な更新内容には通信速度の向上およびマルチSSIDの対応が含まれる。
ソフトウェアのアップデートは本体単体で実施できる。
目安の所要時間は約5分と案内しており、アップデートファイルの容量は約69MBである。
正常にソフトウェアのアップデートが完了すれば、ソフトウェアのビルド番号は3RJP_1_26Aとなる。
ソフトウェアのアップデートを実施する場合は電池残量が十分な状態で実施するよう求めている。
通信速度の向上は第5世代移動通信システム(5G)のNR方式に準拠したau 5Gの通信速度の高速化を意味する。
Speed Wi-Fi 5G X01 (SHR01)はau 5Gに対応しており、通信速度はサブ6GHz帯の周波数を使用すると下り最大3.4Gbps/上り最大183Mbps、ミリ波(mmWave)の周波数を使用すると下り最大4.1Gbps/上り最大481Mbpsとなる。
ただ、発売時点ではミリ波を利用できず、サブ6GHz帯でも下り最大2.8Gbps/上り最大183Mbpsとなっていた。
2020年9月17日に提供を開始したソフトウェアのアップデートではミリ波にも対応して通信速度の高速化を行う。
Speed Wi-Fi 5G X01 (SHR01)はすべての移動体通信事業者(MNO)を通じて日本国内でミリ波のNR方式を利用できる最初の機種となった。
なお、au 5GはLTE方式と連携して動作するNR方式のノンスタンドアローン(NSA)構成で運用しているため、公表している通信速度はE-UTRA-NRデュアルコネクティビティ(EN-DC)を適用してNR方式とLTE方式の同時通信で実現できる理論値である。
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