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中国電信、自社ブランドの5Gスマホを発売へ



中国の移動体通信事業者(MNO)であるChina Telecom (中国電信)は自社ブランドの第5世代移動通信システム(5G)に対応したスマートフォンを発売する見込みであることが分かった。

2020年9月21日付けでTYH201Hが中国強制認証(China Compulsory Certification:CCCまたは3C)の認証を通過して判明した。

製品の名称は第5世代移動通信システム(5G)に対応した携帯電話を意味する5G数字移動電話機と記載されているため、5Gに対応したスマートフォンと考えられる。

また、認証の申請者は中国のTianyi Telecom Terminals (天翼電信終端)であることから、Tianyi Telecom Terminalsが展開する5Gに対応したスマートフォンと分かる。

Tianyi Telecom TerminalsはChina Telecomの完全子会社で、携帯端末の小売事業をはじめとする携帯端末に関連した事業を担当する。

事実上、China Telecomの携帯端末担当部門としてChina Telecomブランドを使用して事業を展開しており、Tianyi Telecom Terminalsが展開する5Gに対応したスマートフォンはChina Telecomブランドとなる可能性が高い。

China TelecomはすでにNR方式に準拠した5Gサービスを商用化しており、China Telecomの5Gサービスに対応したスマートフォンとして展開する見込み。

なお、製造は中国のQingdao Hisense Electric Holdings (青島海信電子産業控股)の完全子会社で中国のQingdao Intelligent&Precise Electronics (青島智動精工電子)が山東省青島市に所在する工場で行う。

これまでに、中国では同国の移動体通信事業者でChina Mobile (中国移動)ブランドで展開するChina Mobile Communications Group (中国移動通信集団)が子会社のChina Mobile Group Device Company (中国移動通信集団終端)を通じてChina Mobileブランドの5Gに対応したスマートフォンを発売した。

China TelecomもChina Mobile Communications Groupと同様に子会社を通じて自社ブランドの5Gに対応したスマートフォンを発売する見込みである。

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