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フィリピンのSmart、セブやダバオなどに5Gを拡大



フィリピンの移動体通信事業者(MNO)であるSmart Communicationsは第5世代移動通信システム(5G)の提供エリアを大幅に拡大したと発表した。

Smart Communicationsは2020年7月30日よりNR方式に準拠した5Gサービスを提供しているが、当初は提供エリアがルソン島のマニラ首都圏に限定されていた。

2020年9月28日からは5Gサービスの提供エリアをフィリピン全土に拡大する取り組みの一環としてルソン島のマニラ首都圏以外に初めて拡大しており、まずはビサヤ諸島ではセブ島のセブ市、パナイ島のイロイロ市、マライのボラカイ島の領域、ミンダナオ島ではダバオ市で5Gサービスを利用できる。

フィリピンの移動体通信事業者としてはGlobe Telecomが先に5Gサービスを商用化したが、Smart Communicationsはビサヤ諸島およびミンダナオ島の主要都市で5Gサービスを導入した最初の移動体通信事業者となった。

5Gサービスの提供エリアが主要都市に限定される状況には変わりないが、フィリピンの移動体通信事業者としては初めて全国で5Gサービスを提供すると説明している。

Smart Communicationsは全国で5Gを展開することで、フィリピンを技術先進国に並ぶレベルのスマート5G国家に変革する目標を掲げている。

5Gの通信方式はNR方式を採用しており、第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成で運用する。

そのため、NR方式を導入するためにはLTE方式が十分に整備されていることが前提となる。

Smart Communicationsとしては引き続きLTE方式の整備も進める方針である。

NR方式の周波数はサブ6GHz帯の3.5GHz帯を使用しており、NR BandはFR1のn78を採用している。

なお、Smart CommunicationsはPLDTの完全子会社で、PLDTにはNTT DOCOMOが資本参加しており、NTT DOCOMOによる持分比率は8.56%となっている。

NTT DOCOMOはSmart Communicationsに対してネットワークに関するコンサルティングを実施した実績もある。

Smart

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