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野村総合研究所がローカル5Gの免許を取得



Nomura Research Institute (野村総合研究所:NRI)はローカル5Gの無線局免許を取得したことが分かった。

総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)が電波利用ホームページに掲載した無線局免許状等情報から判明している。

Nomura Research Instituteは2020年10月8日付けでローカル5Gおよび自営等広帯域移動無線アクセスシステム(以下、自営等BWA)の無線局免許を取得した。

無線局免許数はそれぞれ1局で、送受信所と制御所はいずれも神奈川県横浜市西区である。

周波数と帯域幅はローカル5Gがミリ波(mmWave)の28GHz帯で100MHz幅、自営等BWAが2.5GHz帯の20MHz幅となっている。

ローカル5Gでは第5世代移動通信システム(5G)の通信方式として5Gの要求条件を満たすために規定されたNR方式を導入できる。

NR方式には単独で動作するスタンドアローン(SA)構成と第4世代移動通信システム(4G)のLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成が規定されている。

NSA構成で運用する場合はLTE方式またはLTE方式と高い互換性を確保した通信方式をアンカーバンドとして使用する必要がある。

アンカーバンドに常時接続することが前提となり、E-UTRA-NRデュアルコネクティビティ(EN-DC)を適用してアンカーバンドとNR方式で同時通信を行う。

自営等BWAはLTE方式と高い互換性を確保した通信方式の導入が可能で、事実上のLTE方式となるため、ローカル5Gのアンカーバンドとして使用するために自営等BWAの無線局免許も取得したと考えられる。

自営等BWAのLTE BandはBand 38またはBand 41、ローカル5GのNR BandはFR2のn257となるため、EN-DCの組み合わせはDC_38A_n257AまたはDC_41A_n257Aとなる見込み。

Nomura Research Instituteは日本国内の多くの拠点を有するが、横浜市西区には横浜野村ビルに横浜総合センターを設置している。

そのため、ローカル5Gは横浜総合センターで整備する可能性が考えられる。

総務省 電波利用ホームページ

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