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ソフトバンク、iPhone 12シリーズの通信速度を公開



SoftBankは米国のApple製のスマートフォン「iPhone 12 Pro」、「iPhone 12 Pro Max」、「iPhone 12」、「iPhone 12 mini」の通信速度を公開した。

SoftBankのネットワークにおける通信速度はiPhone 12シリーズの4機種いずれも共通で、第4世代移動通信システム(4G)では下り最大838Mbps/上り最大46Mbps、第5世代移動通信システム(5G)では下り最大2.4Gbps/上り最大103Mbpsとなる。

4GはSoftBankが運用するLTE方式およびSoftBankの連結子会社であるWireless City Planningが運用するLTE方式と高い互換性を確保したAXGP方式を使用する。

5GはNR方式のLTE方式と連携して動作するノンスタンドアローン(NSA)構成で運用しており、SoftBank 5Gとして提供している。

NSA構成ではE-UTRA-NRデュアルコネクティビティ(EN-DC)技術を適用してLTE方式と同時通信することになり、同時通信時の理論値がSoftBank 5Gの通信速度として公表されている。

なお、5Gの下り最大2.4Gbpsは千葉県柏市増尾の一部、上り最大103Mbpsは広島県広島市および福山市、福岡県福岡市博多区および中央区の一部で利用できる。

ほかの5Gのエリアでは理論値が下り2.4Gbps/上り103Mbps未満となる。

SoftBank 5Gの通信速度は2020年3月27日の商用化当初より下り最大2.0Gbps/上り最大103Mbpsで提供してきた。

SoftBankが2020年10月17日に発売したSony Mobile Communications製のスマートフォンであるXperia 5 II (A002SO)は下り最大2.4Gbps/上り最大103Mbpsに対応しており、下りの通信速度は最大2.0Gbpsから最大2.4Gbpsに高速化したことが分かっていた。

iPhone 12シリーズの4機種はXperia 5 II (A002SO)と同様により高速なSoftBank 5Gを利用できることになる。

なお、SoftBankは総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)より5G向け周波数としてサブ6GHz帯の3.7GHz帯とミリ波(mmWave)の28GHz帯の割当を受けているが、まずは3.7GHz帯をNR方式で使用している。

NR BandはFR1のn77となり、SoftBankは世界で初めてn77を導入した移動体通信事業者(MNO)となった。

また、SoftBankは総務省よりLTE方式で使用する700MHz帯および3.4GHz帯でNR方式を導入する計画の認定を受けている。


SoftBank

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