AT&T最初のLTE対応スマートフォンはSamsung Impulse 4Gか
- 2011年08月24日
- Android関連
米国の移動体通信事業者(MNO)であるAT&T Mobilityとしては初のLTE方式に対応したスマートフォンは韓国のSamsung Electronics (サムスン電子)製の「Samsung Impulse 4G」になるとBGRが報じた。
BGRは信頼できる情報元から得られた情報としてSamsung Impulse 4Gの画像とケースを掲載している。
ただ、公開された画像とケースは中国のHuawei Technologies (華為技術)製のHuawei IDEOS X5と同じように見受けられる。
そのため、製造メーカーはSamsung Electronics ではなくHuawei Technologiesとなり、Huawei IDEOS X5をベースとしてAT&T Mobilityが独自の製品名でImpulse 4Gとして展開する可能性が考えられる。
実際にImpulse 4Gと未発表の製品名が出ているため、AT&T MobilityがImpulse 4Gを準備していることは確かと思われる。
Impulse 4Gの詳細なスペックなどは不明であるが、Huawei IDEOS X5をベースとする場合はHuawei IDEOS X5と同等のスペックで、通信方式および対応周波数などスペックの一部をAT&T Mobility向けにカスタマイズする見込み。
Huawei IDEOS X5はLTE方式に非対応であるため、Huawei IDEOS X5をベースとする場合はLTE方式への対応状況なども注目しておきたい。
これまでに、Huawei TechnologiesがAT&T Mobility向けにHuawei IDEOS X5を準備しているとの情報も出ていたが、実際はImpulse 4Gのことかもしれない。
なお、AT&T Mobility向けのHuawei IDEOS X5は型番がU8800-51とされている。
AT&T Mobilityは米国で大手の移動体通信事業者で、早ければ2011年9月にもLTE方式を商用化する見込みである。
LTE方式に対応したスマートフォンとしてSamsung Electronicsや台湾のHTC (宏達国際電子)が開発したスマートフォンを準備していることも伝えられている。
2011年9月にLTE方式を商用化するならば、近いうちにLTE方式に対応したスマートフォンなどの詳細が発表されると予想できるため、正式な発表を楽しみにしておきたい。
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