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グレープ・ワンがSIM発行に必要なIINを取得、ローカル5Gで使用



GRAPE ONEは発行者識別番号(Issuer Identification Number:IIN)の割当を受けたことが判明した。

国際電気通信連合(International Telecommunication Union:ITU)が情報を公開しており、GRAPE ONEは国際電気通信連合より発行者識別番号として89 81 15の割当を受けたことを確認できる。

GRAPE ONEに対する発行者識別番号の割当は2020年11月1日より有効である。

発行者識別番号は最大で7桁で、SIMカードのICCIDの先頭に使用されるため、SIMカードの発行に必要となっている。

先頭の2桁は用途を示し、次に1桁から3桁の国番号、事業者番号で構成される。

なお、用途が電気通信目的の場合は先頭の2桁が89で、日本の場合は国番号が81、残りが事業者番号となる。

GRAPE ONEはローカル5Gの普及と促進を目的とした無線プラットフォーム事業の展開に向けて、Sumitomo Corporation (住友商事)、Internet Initiative Japan (IIJ)、ZTV、EHIME CATV (愛媛CATV)、Cable Networks AKITA (秋田ケーブルテレビ)、CableTV、TAMA CABLE NETWORK (多摩ケーブルネットワーク)、Regional Wireless Japan (地域ワイヤレスジャパン)が共同で2019年8月5日に設立した。

Sumitomo Corporationの連結子会社で、主要事業はローカル5Gサービスプラットフォーム事業、地域広帯域移動無線アクセス(以下、地域BWA)サービスプラットフォーム事業、ローカル5Gおよび地域BWAに対応した端末や基地局機器の運用、保守、販売事業となっている。

コア設備を構築してローカル5Gを導入するケーブルテレビ事業者などに提供する計画で、GRAPE ONEのコア設備を用いたローカル5GのSIMカードで割当を受けた発行者識別番号を使用すると考えられる。

これまでに、GRAPE ONEは総務大臣より電気通信番号(International Mobile Subscription Identity:以下、IMSI)の指定も受けた。

IMSIは3桁の国識別コード(Mobile Country Code:以下、MCC)、2桁または3桁の事業者識別コード(Mobile Network Code:以下、MNC)、最大10桁の加入者識別コード(Mobile Subscriber Identification Number:MSIN)で構成される。

GRAPE ONEのMCCおよびMNCで構成される公衆陸上移動体ネットワーク番号(Public Land Mobile Network Number:PLMN番号)は440-14となる。

国際電気通信連合

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