楽天モバイルのRakuten WiFi Pocket、中国のHarvilonが製造
- 2020年12月08日
- Rakuten-総合
Rakuten Mobile (楽天モバイル)が発売したモバイル無線LANルータ「Rakuten WiFi Pocket (R310)」の製造元および輸入元が判明した。
Rakuten Mobileは2020年12月8日にRakuten WiFi Pocketを発表しており、同日より販売も開始している。
発売に伴いRakuten WiFi Pocketの取扱説明書をRakuten Mobileの公式ウェブサイトで公開しており、製造元は中国のShenzhen Harvilon Technology (深圳市瀚威隆科技)、輸入元はBaytec Japan、販売元はRakuten Mobileと記載されている。
そのため、Shenzhen Harvilon Technologyが製造を担当し、Baytec Japanが輸入を担当したことが分かる。
Shenzhen Harvilon Technologyは正式な中文社名が深圳市瀚威隆科技有限公司で、正式な英文社名はShenzhen Harvilon Technology Co., Ltd.である。
本社は中国の広東省深圳市龍崗区に所在する。
Shenzhen Harvilon Technologyの公式ウェブサイトを確認すると、主要事業はモバイル無線LANルータ、据置型無線LANルータ、USBモデム型データ通信製品、モジュールなどの研究開発、製造、販売と案内している。
世界で数百を超える代理店と協力しており、東アジア、東南アジア、中東、アフリカ、東欧、北米、南米を含めた世界各地の50を超える国と地域で好調に製品を販売しているという。
自ら展開するHarvilonのブランドでも製品を販売しているが、国内外の顧客からOEMおよびODMの注文も受け付け、他社のブランドを冠した製品の製造を幅広く手掛けており、Rakuten Mobile向けのモバイル無線LANルータも製造することになった。
これまで、Shenzhen Harvilon Technologyは日本の移動体通信事業者(MNO)に製品を納入した実績がなく、Rakuten WiFi Pocketの納入に伴いShenzhen Harvilon Technologyとしては初めて日本の移動体通信事業者に製品を納入したことになる。
輸入元のBaytec Japanは2020年8月20日に法人番号の指定を受けたことが分かっている。
Rakuten MobileはオリジナルのスマートフォンとしてRakuten Mini (C330)、Rakuten BIG (ZR01)、Rakuten Hand (P710)を発売してきたが、オリジナルのモバイル無線LANルータの発売はRakuten WiFi Pocketが初めてである。
Rakuten WiFi Pocketは2020年12月8日の9時よりRakuten Mobileの公式ウェブサイトを通じて販売を開始しており、日本全国の楽天モバイルショップでは2020年12月25日の各店舗の開店時刻より販売を開始する。
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