楽天モバイルが新潟県で5G基地局の免許取得、信越地方では初めて
- 2020年12月11日
- Rakuten-総合
総務省(Ministry of Internal Affairs and Communications:MIC)の信越総合通信局はRakuten Mobile (楽天モバイル)に対して第5世代移動通信システム(5G)用無線局の免許を2020年12月10日付けで付与したと発表した。
Rakuten Mobileが申請した5G用無線局の免許に関して信越総合通信局が審査したところ、電波法令に適合していると認められたため、2020年12月10日付けで免許を付与したと案内している。
無線局の種別は基地局、局数は4局、周波数は3.7GHz帯と28GHz帯、無線局の設置場所は新潟県新潟市および新潟県上越市である。
設置場所ごとに局数と周波数の内訳は公表していないが、新潟市と上越市でそれぞれ3.7GHz帯と28GHz帯を1局ずつ設置すると思われる。
これにより、Rakuten Mobileは信越総合通信局管内では初めて5Gの基地局の免許を取得したことになり、さらに5Gの導入のための特定基地局の開設計画(5G導入の開設計画)の認定を受けた4者すべてが信越総合通信局管内で5Gの基地局の免許を取得したことになる。
なお、信越総合通信局は新潟県と長野県を管轄する。
5G導入の開設計画の認定を受けた4者はRakuten Mobile、NTT DOCOMO、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephone (沖縄セルラー電話)、SoftBankで、KDDIおよびOkinawa Cellular Telephoneは地域ごとに連携する1者として5G導入の開設計画の認定を受けており、信越総合通信局管内ではKDDIが5Gの整備を行う。
信越総合通信局によるとRakuten Mobileは2021年春までに新潟市および上越市で5Gサービスの提供を開始するという。
なお、Rakuten Mobileは2020年9月30日の15時30分より5Gサービスの提供を開始しており、当初は北海道、埼玉県、東京都、神奈川県、大阪府、兵庫県の一部が提供エリアとなる。
提供エリアの拡大の計画も公表しており、2021年3月には日本全国のすべての都道府県の一部に拡大する予定である。
そのため、新潟市および上越市でも2021年3月までには5Gサービスの提供を開始すると考えられる。
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